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8月15日 終戦の日に寄せて ー平和を守る心ー

8月15日 終戦の日に寄せて

今日、8月15日は、日本が戦争を終えた日です。
80年前、昭和天皇の玉音放送が流れ、国中に戦争終結の知らせが広がりました。
街には静けさが戻りましたが、その静けさの中には、かけがえのない人を失った深い悲しみがありました。

私たちは、その悲しみの上に築かれた「平和」という土台の上で生きています。
日々、私たちが介護の現場で笑顔を届けられるのも、安心や幸せを支えられるのも、すべてはこの平和があってこそです。

平和は、自然に続くものではありません。
誰かが守ってくれるだけのものでもありません。
私たち一人ひとりが選び、行動し、守り続けることでしか、未来へつなぐことはできません。

私たちの仕事は、命と尊厳を守ること。
それは、過去の犠牲から学び、今を生きるすべての人の「かけがえのない日常」を守る営みでもあります。
小さな声かけ、やさしい笑顔、真剣なまなざし——それら一つひとつが、平和を支える力になっています。

今日という日、どうか少しだけ立ち止まり、
命の重みと、日常の奇跡、そして平和のありがたさを感じてみてください。
私たちが日々の仕事で届ける安心と幸せは、そのまま未来の平和へとつながっています。

胸に刻まれた想いが、未来を動かす力になる。
今日のこの祈りが、あなたの行動をやさしく、そして確かに変えていくことを願っています。

取締役 福嶋陽子