社長ご挨拶・プロフィール

社長ご挨拶

平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
新型コロナウイルス感染症（COVID-19）に罹患されている方々には、謹んでお見舞いを申し上げますとともに一日も早いご回復をお祈り申し上げます。また、この瞬間も、感染拡大防止や治療に取り組まれている医療従事者の方をはじめ、全てのみなさまに心より御礼申し上げます。
従業員一同一日も早くこの事態が収束し、平穏な生活を取り戻せるよう心から願っております。
世界経済は全世界で拡大した新型コロナウイルス感染症の影響で、経験したことのない困難な状況に直面し世界中の常識や価値観が大きく変容する中、「SDGｓ」に象徴されるように環境問題をはじめとする社会問題に対する意識は世界中に高まっています。
現代は時代の変化が非常に急速で激しいため、将来を見通すことがたいへん難しい時代といわれています。そんななかで人口動態の予測はかなりの精度で未来を予想できる、数少ない事例と言われています。

少子高齢化は言わずもがな、超高齢化に伴う労働力人口の減少、団塊世代が75歳以上となる2025年問題、2040年を境とした生産年齢人口の急激な低下など、世界にも類をみない厳しい現実がもう目の前に迫っています。

このような課題に対応するために、医療や介護という社会機能の維持に欠かせないサービスの基盤の強化を図り、地域包括ケアシステムの注力こそ当社の責務です。SDGｓの掲げる「誰一人取り残されない世界」は「誰もが住み慣れた街で安心して住み続ける」ということと重なり合うものがあります。

私は長く金融の世界で仕事をしてきました。金融と介護は一見するとあまり接点がないように見えます。ただし、どちらも「限られた資源を安定的に効率よく提供する」という点では同じです。これからも当社の企業理念である、お客様に安心と幸せをお届けし、みなさまに質の高いサービスを提供できるように努力していく所存です。ご指導・ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願いいたします。

令和3年11月1日
株式会社亀右衛門
代表取締役社長　福嶋　俊造