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亀右衛門のBCP(業務継続計画)

BCPとは、大地震等の自然災害、感染症のまん延、テロ等の事件、大事故、供給網の途絶、突発的な経営環境の変化など不測の事態が発生しても、重要な事業を中断させない、または中断しても可能な限り短い時間で復旧させるための方針、体制、手順等を示した計画のことを業務継続計画のことです。

介護サービスは、要介護者、家族等の生活を支える上で欠かせないものです。介護事業者においては、それらのことが起こった際に適切な対応を行い、その後もお客様に必要なサービスを継続的に提供できる体制を構築することが必須です。

亀右衛門ではそれらを踏まえ、東京都中小企業振興社主催のBCP策定講座を受講し、平時から準備・検討しておくべきことや、発生時の対応などをまとめたBCPを作成しています。
大規模災害の発生や感染症の流行が起こった場合にも介護サービスの業務継続を行い、お客様やご家族様の生命や生活を守る体制を整えています。

亀右衛門のBCPにおける備蓄品

◎カセットガス発電機・足漕ぎ発電機・ソーラーチャージャー

連絡手段や情報収集手段として、また、必要不可欠な医療機器を作動させるため、電力の確保を重要視しています。一般的なカセットガスボンベで発電することのできる「カセットガス式発電機」、自転車型のペダルを漕いで発電させる「足漕ぎ発電機」、太陽光で充電のできる「ソーラーチャージャー」を備蓄しています。 女性スタッフや力のない人でも移動・作動が容易にできる製品を選定し、お客様やご家族、スタッフはもちろん、地域の支援にも繋げたいと考えています。

◎カセットガス式ストーブ・備蓄用毛布・水発電キャンドル

被災した際の体温低下や、寒さから体調不良になることを予防するため、カセットガスボンベ使用のストーブや備蓄用の毛布を用意しています。カセットガス式のストーブは小さくコードレスなので、必要な暖を、必要な場所で、必要な時だけムダなく得られます また、火を使わずに安全に使用できる、水で発電するキャンドルを準備しています。

◎防災セット

先の災害の教訓を活かし、防災士と被災者で共同考案された【最高警戒レベル5】に対応した非常用防災セットです。撥水と耐火に優れた素材のリュックサックの中に、保管のしずらさを解消した折りたたみヘルメット、身体を痛めず睡眠を確保できる高性能のスリーピングパッド、飲食料、災害時に役立つ緊急避難用品、衛生防護用品を備えています。 有事の際の業務継続のため、リュックは全従業員分を備蓄し、命と生活を守ります。

防災セット内容 防災セット内容詳細.pdf

(キャリーカート・ゴムバンド・ラジオライト・エマージェンシー・2in1 LEDランタン・【枕付き】スリーピングパッド・防寒防風アルミ寝袋・防寒・防風アルミシート・耳栓・アイマスク・安全性も追及した収縮式防災用ヘルメット・防犯ブザー・フラットホイッスル・ウォータータンク 10・【5年保存】尾西 携帯おにぎり 3種各1個×3 ・【5年保存】ビスコ保存缶・【5年保存】えいようかん・【10年保存】10年保存水 500ml・トイレ急便 3回分・簡易ユニポンチョ・資生堂 ドライシャンプー・救急セット エイドチーム・防災用ウェットティッシュ・歯みがきセット・個包装マスク・三角巾・使い捨てスリッパ・衣類圧縮袋・水に流せるペーパー・ポリラップ・天然ゴム背抜き手袋・半透明ゴミ袋45L・レインポンチョ・布テープ・万能ナイフ・オールラウンドマルチツール・【10年保存】単3電池×4・ダイナモチャージングラジオライト用・【10年保存】単4電池×4・ダイナモチャージングラジオライト用・水に濡れた面にも書ける油性マーカー・救急てぬぐい・防災マニュアル)

◎食料・飲料水・食事に関する備蓄品

15年保存水、5年間以上の長期保存のできる保存食を備蓄しています。また、屋外で使用できるよう風防のついたカセットコンロや調理器具なども準備しています。緊急時の飲食や調理、お湯を沸かすこと想定しています。

◎衛生用品

災害時は水道の復旧に時間かかるであろうことを想定し、防水シーツ、非常用トイレを備蓄し、お客様の生活を守る備えをしています。また感染症対策用に消毒用アルコール、ハンドソープ、うがい薬、マスク、フェイスシールド、プラスチックグローブ、アクリルパーテーションを備蓄し、災害時、感染症流行時どのような場合にも衛生管理に努めます。

◎様々な取り組み

避難を呼びかけたり、安全を確認するため、サイレン付きメガホンも準備しています。 また非常時、遠方のスタッフにはプライバシーが守られ宿泊できる場所も確保しています。

◎BCP×SDGs

BCPもSDGsも人命・生活基盤・環境・事業を守ることに繋がります。
SDGsのターゲットを共通言語としてBCPとSDGsの有用性を考え、達成に向けて取り組みを進めています。

事業の継続を図る

雇用を守る

地域経済を支える

取り組み

BCP防災研修では、実際に備蓄の食料を使って調理方法の確認や試食・試飲を行い、いざというときに備えています。また定期的な入れ替えを行うことで、賞味期限切れによるフードロス削減にも役立っています。また、試食のために必要数以上の食料等は、賞味期限に余裕を持ってフードバンク等へ寄附しSDGsへ取り組みます。

今後も時代やサービス提供環境に柔軟に対応し、有事の際でもお客様に必要なサービスを継続的に提供できる体制を構築することができるよう事業継続計画を整えていきます。